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最高の体調を実行すれば【自然に痩せます】

  • 執筆者の写真: 功 山口
    功 山口
  • 2020年9月5日
  • 読了時間: 8分

更新日:2020年9月26日


おはようございます!


静岡県菊川市でフリーのトレーナー及びダイエットアドバイザーとして活動している


JBBF所属ボディビルダーの山口功(やまぐちつとむ)です!





本日は


「最高の体調」


という本の紹介とまとめになります。




なぜこの本の紹介とまとめをするかというと



実はボディメイク、特に痩せたい人にこそ読んで実践してほしい本だからです。



 

実際に著者の鈴木祐さんも

この本に書いてあることを実践して


2ヶ月で運動なしでお腹が引き締まり

運動を始めたらお腹が割れたそうです。



更に


「長時間の集中力」


「ハウスダストアレルギーの改善」


いくら寝ても取れなかった

「疲労感が消え」


「仕事の生産性も向上」した


と言っておられます。



 

更に私、


ダイエット歴は15年


ボディビル減量歴は10年


様々なダイエットを実践し、たくさんの失敗を重ねて


もともと太りやすかったのに


今やダイエットになんの苦労もしなくなってしまった


ダイエットのプロフェッショナル私山口。


そんな私がおススメする本ですのでぜひ買って読んでほしい。



ただ読書嫌いとか

買う前になんとなく中身を知っておきたい

という方のために

内容をまとめてみました。



 

なぜダイエット本ではない

この本をおススメするのかというと



私の考えるダイエットの究極は


健康になること

健康的な生活を送ること


だからです。





健康になる行動をしていれば自然とダイエットできます。



健康イコール、最高の体調を手に入れること


つまりこの本のタイトルにあるとおりなんです。





そして実際に自分がいままで


たくさん勉強して


たくさん体験して


理論的に、体感的に


こうすれば体調がよくなって


ダイエットでも身体は良い方向に向かう


という長い長い時間を掛けて得たものが


ほとんどこの本につまっているんです。



だから痩せたい方のためにも

実は筋肥大をしたい方のためにも

この本を紹介させていただきます。


 

本の内容の前に、本の構成についてなのですが


表紙にもある通り


100の科学的メソッドと


40の体験的スキルつまり実践したことですね


とにかく多いんですよ。



これらをここでは

ズバッとひとまとめにして


だいたいこんなことが書いてあるという説明を。


1|体調不良の原因

2|炎症について

3|不安について


という3つのポイントでお話しさせていただきます


 

1|体調不良の原因


この本をひとことでまとめると


健康になるためには

古代の生活を取り入れよう


ということです。





というのも


現代人の体調不良の原因には


「食事」

「生活環境」

「ストレス」



など様々ありますが



それらすべて


◆古代の環境

◆人間本来の遺伝との

ミスマッチ


つまり不適合が起こしている


ということなんです。






だからその「環境」と「遺伝」のミスマッチを特定し


修正することで問題解決ができると書かれています。


 

これには本当に共感できて、


現代の暮らしや思考が、


現代の負の部分を作り出していると思います。


 

古代の生活からの


「環境」と

「遺伝」の

ミスマッチが起こした


体調不良の2大原因、




それが「炎症」と「不安」





言葉としてはわかるけど

なんだかぼんやりして分かりづらいですよね。




この本では


「炎症」を起こした原因

・腸

・環境

・ストレス



「不安」を起こしている原因

・価値

・死

・遊び


それぞれの詳細と対策


そしてこれをやると良いよ


という実践ガイド


が書かれていますが、今回は紹介いたしません。



今回は


「炎症」について

「不安」について


ミスマッチと

対策を


超ざっくり説明させていただきます。


 

2|炎症について


炎症はご存知かと思います。


ただ詳しく説明しろと言われると難しいですよね


身近なところだと


口内炎や扁桃炎胃腸炎


アレルギーも炎症が起こります。


関節が痛む関節炎


鞭を打たれれば皮膚が赤く腫れあがり炎症を起こします。


鞭で打たれたことないので分からないですけど




炎症細かく気になる方はウィキペディア調べてみてください。



 


ここでは簡単に書いてくださっています





炎症というのは


・身体がなにかしらのダメージ


・内側も外側もダメージを受けた時に


・有害な刺激を取り除こうと


・免疫システムが働き


・ダメージ部を修復しようとする





わかりやすい。



 


その炎症と体調不良との関係ですが


健康状態が悪いと感じている人は


炎症レベルが高いことが分かっているようです。




ここでの炎症とは目に見えないものも含め身体中で起こっていると思ってください。


これは2017年の


カロリンスカ研究所による


5万人の男性を調べたデータとのことです。



カロリンスカ、、、??



 



炎症を起こす


古代と現代とのミスマッチですが


「多過ぎ」「少なすぎ」「新しすぎ」


が原因だと書かれています。





内容はとても多いので割愛しますが



例えば

「多すぎるもの」には

・摂取カロリー

・衛星設備

・人口密度


「少なすぎるもの」には

・運動

・睡眠

・空腹感


「新しすぎるもの」には

・加工食品

・デジタルデバイス

・慢性的ストレス



などが挙げられています。


 


詳しくは本をご購入ください



そして炎症対策です。


まず第一におこなうことは


自然との接触を増やすこと


これだけでかなり炎症は改善すると




優先順位のふたつめは


人間関係と食物繊維



みっつめは


睡眠と運動


です。




細かい内容はまたブログなりで紹介しようと思いますが


炎症は以上になります。

 

3|不安について


最後に不安についてお話しします。


古代と現代の不安のミスマッチは


「未来の遠さ」にあると言います。





心理学で「自己連続性」と言い


いまと未来の自分につながりの感覚が持てているか


・つながりが感じられれば未来との心理的距離は近く


・感じられなければ未来との心理的距離は遠い







例えば

ダイエットに失敗するひとは


痩せた自分という未来が感じられないので

目の前の食欲に負けてしまう



一方

ダイエットに成功するひとは


痩せた自分の姿

幸せな未来が感じられるので

目の前の一時的な幸せ、欲求に負けない


これが未来との心理的距離です。



 


不安の感じ方の違いとしては


古代は心理的距離が近い

「はっきりした不安」


現代は心理的距離が遠い

「ぼんやりした不安」です。





不安という感情は無くてはならない感情ですしかし




古代の不安はシンプル。


猛獣に襲われれば戦うか逃げるかの二択、


食べ物が見つからなければ別の山を探すか飢えを我慢するか


病気になっても休んで栄養を摂る以外に選択肢はありません。



コミュニケーションも不特定多数との付き合いはなく


100~200の集落の中で新しい人とのコミュニケーションをとるケースは少なかったようで


現代のように長々と続くような対人関係の悩みは少なかった。







反対に現代での不安は複雑ではっきりしない


仕事の面では


いまのブラックな仕事を辞めるか、


やめてもなにをしよう


夢を追いかけようか


業績を上げ続けなければならない


営業を増やそうか


商品イメージを変えたほうがいいのか


セールを打ち出すのか


無数にある選択肢からなにをしようか悩む




コミュニケーションの面では


見知らぬ他人と仕事で、私生活で、SNSで


接触する機会が増え


対人関係の悩みが古代の世界とはくらべものにならない。




 

事実、日本の不安障害の患者数は増え続けていて、


2011年厚労省の調査では


不安障害の治療を受けている患者数はおよそ157万人


これは1996年のデータのおよそ2倍、


●たったの15年で2倍に増えています。



世界でも


2013年のワシントン大学が44ヶ国のデータをまとめたメタ分析によると


3人に1人は不安障害を抱えたことがあるそうです。


 

このぼんやりした不安が及ぼす体調不良には


大きく


脳のパフォーマンスと


生活の質に


多大な影響を及ぼしています。




細かくは


1|記憶力の低下

2|理性的な判断力を奪う

3|死期を早める

4|さらなる不安を呼び込む


というようになり


ぼんやりした不安は、うつ病から自殺へと進む確率が高い

「死に至る病」とも表現されています。




 

※さらに細かく


記憶力の低下は

2013年インド国立生命化学研究センターの研究で

慢性不安を感じている人は海馬が小さくなる現象が認められました。


理性的な判断力を奪うのは

誰にも心当たりがあるでしょうと言っています。


死期を早めるのは

日常の不安レベルが高い人は心疾患や脳卒中のリスクが29%も上昇していたそうです。

その理由として

不安な気持ちが自尊心を低め、過度な飲酒や運動不足につながるからではないかと推測しています。


さらなる不安を呼び込むのは

ぼんやりとした不安のせいで

脳の偏桃体が敏感になっていき

やがて少しのストレスにも過剰な反応を起こすようになるそうです。


 




 

このぼんやりした不安への対策ですが


まず


・自分の「価値」を見定めること。


人生の価値観に沿って生きていれば


未来の自分との心理的距離は近くなり


ぼんやりした不安に立ち向かえる。





次に行うのが


・自分の人生の価値観に沿ったプロジェクトを決め、


・ルール設定をし


・行動のプランニングに落とし込むこと。




ここまでで、


なぜなんのために生きるか


そのためにはどんな行動をするか


という設定ができます。




最後に行うのが、


・「畏敬の念」と


・「マインドフルネス」


ごめんなさいこれも説明は省きますが


これらは中長期的不安に効果が高いとされています。



以上不安についてでした

 

ということで最後に本のまとめです。



健康になるためには


古代の生活を取り入れること、取り戻すこと。



なぜなら


・古代と現代の環境のミスマッチ


・人間古来の遺伝のミスマッチが


体調不良を引き起こしているから。





ミスマッチが起こした体調不良の原因には


「炎症」



「不安」


という二大原因があり、



突き詰めると


「炎症」が起きる原因には

「腸」「環境」「ストレス」


「不安」を起こす原因には

「価値」「死」「遊び」


があるということでした。




結局なにをすればいいの?

という疑問が生まれたと思いますが

ここはまた別動画やブログでまとめをお話しします。



本日は

現代の体調不良は

時代の変化がもたらしたんだなぁ

と思っていただき

現代の当たり前を疑ってみる

という思考が出来ると良いかなぁと思います。


 


最後までご覧くださり


ありがとうございました。



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