top of page
  • 執筆者の写真功 山口

ダイエットの「成功体験」は【事実をゆがめる】





普通なら


「成功体験」



・やったー!嬉しい!


・やればできるじゃん!



などプラスの感情を得ることによって


[行動を促進]させるとても良いことなのですが





ダイエットにおいては、


「成功体験」のせいで


ダイエットが失敗してしまうことがあります。




 

初めましてこんにちは。

「太らない習慣づくり」をシステム化して

体型のストレスに苦しむ人を救いたい

山口功です。

――――――――――


今回は

そんな【偽の成功体験】に惑わされないように

適切な判断をして

ダイエットを成功させよう

という話し


 

▼【偽の成功体験】とは




いきなり結論。



【偽の成功体験】とは



➤「短期」で「少量」の「体重減少」




そして


➤「健康を害する恐れのあるもの」





の片方あるいは両方です。



たとえば


(例①


▶状況

最終目標は10㎏痩せることという目標を立ててダイエットを始めた。


▶体験

糖質制限ダイエットを始めたら1週間で3㎏体重が落ちた


とか





(例②


▶状況

ダイエットを始めてから、4ヶ月ほど、

5㎏痩せた状態で停滞期になった。

もう1ヶ月、体重が変わっていない。


▶体験

思い切ってカロリーを500kcal落としたら

2日後から体重がするすると落ち始めた。


とか


これが【偽の成功体験】です。





 

➤なにが【偽の成功体験】だったのか



―――――

まず情報として、



人間の身体というのは


「慣れ」というものがあります。



※「慣れ」という表現も事実をゆがめるので好きではありません



下の記事でも書いたように



摂取カロリーを下げれば



消費カロリーも下がります


------------------------------------------



------------------------------------------


ということで


さきほどの二つの例では


なにが【偽の成功体験】なのかというと




「短期」で「少量」の「体重減少」という結果を


▶「糖質制限をした」=「体脂肪が落ちた」


▶「停滞期にカロリーを落とした」=「体脂肪が落ちた」


という誤認をしてしまったということ。



また


両方とも健康に害を及ぼす可能性があることです。



 

➤例①の[糖質制限パターン]の誤認




糖質制限をしたら1週間で3㎏も痩せたよ!!!



この偽の成功体験の認識には


[2つ]大きな誤認があって、



ひとつは


▶「糖質制限をした」=「体脂肪が落ちた」


の「体脂肪が落ちた」の部分。




なぜか人間は


体重が落ちると


痩せたと勘違いしてしまう。



体重は



゛体脂肪の量だけ"を測れるものではないのは



みーんなわかっているはずなのに



なぜか体重が減ると



「痩せた!」と喜んでしまう。



いっぱい食べると、のど乾くでしょ?


いつもより食べない日はあんまり水飲まなくない?



糖質減らしたぶんだけ


「脂肪以外のなにか」が減ったことを


「体重が落ちた」と勘違いしてしまうのが


ひとつめの誤認。





ふたつめの大きな誤認は


▶「糖質制限をした」=「体脂肪が落ちた」


の「糖質制限をした」の部分。



糖質制限もちゃんと痩せます。


でも、


「糖質を控えるから」「痩せる」が正解なのでしょうか?




正解は


糖質を控えることで、


「カロリー収支がマイナス」になったから「痩せる」


がほとんどの場合正解です。



思考が浅いと


結論を見誤ってしまう。



ということで


①糖質制限パターンの誤認は


▶「体重」=「体脂肪(太った・痩せた)」


▶糖質制限【だから】痩せた


でした。



 

➤例②の[停滞期にカロリー落とすパターン]の誤認





まずこれだけははっきりと書かなければならない、、、



停滞期には


「カロリーを上げましょう」


「ちょっと好きなもの食べましょう」


あと


「絶対あせっちゃいけない」




というのを踏まえて[実例]をお伝えします。





あるハゲ男が、1日の消費カロリーを計算したら


[推定消費カロリー]が【2,800kcal】程度でした。




ハゲ男は


1日の[摂取カロリー]を【2,000kcal】に設定して食事をしました。





ハゲ男は順調に体脂肪を落としましたが


2ヶ月ほどで体重が落ちなくなります。


[停滞期]です。





ハゲ男は


「2,000kcalで痩せないということは


1日の消費カロリーが2,000kcalぐらいになっているのか!


じゃあ[摂取カロリー]を【1,500kcal】に落とそう!」



と考え実行します。





ハゲ男はまた痩せ始めました。


「よしよし、いいぞー。


さらに摂取カロリーを落とせば痩せるんだな」


と【成功体験】をします。





しかしまた1ヶ月ほど経ったところで


[停滞期]がやってきます。





「前回の停滞期では[摂取カロリー]を下げれば


また痩せたんだ。


今回もそうするしかない!」





これの繰り返しで、


ハゲ男は最終的に


1日【1,000kcal】まで食事量を落としました。





結果、


ハゲ男はきっちり絞りきり


初のボディビル大会(新人戦)で見事優勝を飾りました。




しかし


彼は「健康」を失い



大会前の2ヶ月ほどは「抑鬱状態」になり



普通の生活を送ることさえ困難で



1日の行動は筋トレを行うのが精いっぱい。




ボディビル大会に出ることだけが支えになってしまう



という非常に不安定な状態になってしまいました。



そしてさらにハゲが増してしまいました。





そうハゲ男は私です。



人間は食べないと不健康になります。



「食べない(摂取カロリーを下げる)」=「痩せた」


という【偽の成功体験】が



どんなときでも「摂取カロリーを下げる」から「痩せる」


という誤認に繋がった



という僕の実例でした。





長くなったので簡単にこの状態の解決策を解説すると



元々【2,800kcal】消費していたものが


摂取を【2,000kcal】にしたことで


消費も【2,000kcal】ぐらいに下がった。



そしたら[摂取(食事)]を下げるのではなく


[消費]を戻す策を立てなければならない。





[消費]を戻すには


身体が元気になるような方法を取ること。





[摂取]を上げる(食事を増やす)ことがてっとり早い。



元々の【2,800kcal】まで戻しても


太ることはないのだから

※消費が下がった状態からは少し太る感覚があります。



【2,800kcal】まで戻しても


なんなら1日だけならもっと食べても大丈夫。



加えて


食べれないストレスも代謝異常の原因になるので


いつも制限していた「食べたいもの」を食べることも有効。



です。




 

▼まとめ



ということで


ダイエットでの【偽の成功体験】は


とんでもない[誤認]を生むし


健康を害する恐れがあるので


逆効果になってしまうよ


というお話しでした。



 


どうかハゲ男のように「健康」だけは害さないように願っています。


・ホームページ

・料金表

・ご連絡

などは下のリンクツリーよりどうぞ


https://linktr.ee/piecefitness




閲覧数:8回0件のコメント
bottom of page