成長にケガはつきもの【ケガは悪いことばかりじゃない】
- 功 山口
- 2020年8月15日
- 読了時間: 5分
おはようございます!
静岡県菊川市でフリーのトレーナー及びダイエットアドバイザーとして活動している
JBBF所属ボディビルダーの山口功(やまぐちつとむ)です!

本日は筋トレの「ケガ」のおはなし。
一般的に
筋トレ中のケガは良くないものですよね
仕事にも私生活にも影響が出てしまいます。
トレーナーとしても
クライアント様や
指導選手に
ケガをさせることは
絶対にあってはなりません。
でも本当にケガって悪いものでしょうか?
個人の意見ですが
誤解を恐れずに言うと
ケガをしないと成長しません。
あっ!ここで言うケガは
「外傷」ではなく「スポーツ障害」です!
ジムで転んでけがをした
とか
バーベルに頭ぶつけた
とか
マシンで指をはさんだ
とかは
当然www
身体の成長とは関係ありませんので悪しからず。
個人的に
ケガが必要だと思う理由を
3つ。
1つめは
「正しいフォームの習得」
2つめは
「筋肉の成長」
3つめは
「身体の成長」
という3点でお話しさせていただきます。
1|正しいフォームの習得
「ケガをしない正しいフォーム」
は
トレーナーではなく
【痛み】が教えてくれます。

間違ったトレーニング動作で
関節に【痛み】を感じるのは
「誤った身体の動かし方」
(マルユース)
をしているから。
「誤った身体の動き」とは
・動いてはいけない方向に関節が動いたり
・安全な可動範囲を超えてしまったり
することです。
たとえ素晴らしいトレーナーが教えてくれても
「誤った身体の動かし方」
はほぼ確実に起こります。
理由は長くなるのでここでは割愛しますが、
-[正しいフォーム指導を受けてもマルユースの起こる原因]-(後日公開)
正しいフォーム指導を受けても
軽いマルユースは確実に起きていて
この時点ではまだ
【痛み】を感じないので
「トレーニングフォーム」
に対して真剣に向き合いません。
ちなみに【痛み】の前段階としては
「筋肉っぽいところの張り」や
「部分的な疼痛(ムズムズうずく感じ?」
を感じることが多いと思います。
その軽いマルユースで起きた
小さな痛みの元が
慢性化して大きくなり
大なり小なり【痛み】として現れます。
【痛み】がでればアナタの優勝。
「痛くない動作」
をすれば良いのです。
「痛くない動作」を探しているときに
(あっ!トレーナーが言ってたのはこういうことか!)
と気づくと思います。
先にトレーナーがもっと注意したり
本人がちゃんとやればいいじゃん?
と思うじゃないですか、
でも多くの人にとって
ケガをしないフォームを最初からマスターするのは無理な話で
【痛み】があるから
フォームが間違っている
と認識できて
【痛い】という
ネガティブ要因があるから
【痛み】という
存在したら困ることがあるから
そこでやっと
その原因を作りだしている
「トレーニングフォーム」
に対して真剣に向き合えるようになります。
つまり
痛みの出ない
正しいトレーニングフォームは
ケガという【痛み】が教えてくれます。
2|筋肉の成長
筋肉の成長にも
「ケガ」が伴うことが多いです。
筋肉の成長には
「オーバーロードの原則」に基づいて
筋トレ強度を上げていくことになるのですが
特に上昇志向の高い人は
「関節の使い過ぎ」
(オーバーユース)
によるケガが起こります。
関節は消耗品です。
マッチョへの気持ちが強いと
・とにかく重量を挙げてやろう
・とにかくたくさん筋トレしよう
・他の人の倍は努力しよう
と頑張ってしまいますが、
筋肉への刺激を入れると同時に
関節への負担もたくさんかけています。
関節は使い過ぎれば壊れるのも早い。
だからある程度筋肉の付いている人で
ケガをしたことがない
という方を僕は知りません。
さらにこれに
マルユース、
動きの誤作動も併発していれば
ケガへの最速切符を手に入れたも同然
明日から【痛み】とは家族より深い仲になれます。
やっぱりマッチョとケガ、
筋肉の成長とケガは
切っても切り離せない関係なのだと思います。
ただ
そんな関節を使い過ぎてる場合も
やっぱり【痛み】の感覚が
(おーいちょっと関節酷使しすぎてるんですけど!)
と教えてくれる。
つまり
今のプログラムではやりすぎてるのかな?
ちょっと休もうかな?
という解決策も
ケガという【痛み】が導き出してくれます。
3|身体の成長
身体の成長という
非常にあいまいなテーマですが
これも【痛み】が教えてくれます。
実は【痛み】は
「悪い姿勢」
(アライメント不良)
が原因であることが多くあります。
別に筋トレをしていなくても
・肘
・膝
・肩
・腰
の痛みは出ます。
自体重や
日常生活レベルの動きでも
悪い姿勢が【痛み】を生むのだから
筋トレで負荷が掛かれば
とうぜん【痛み】の蓄積は大きくなります。
だから【痛み】を取るために
悪い姿勢を直そうと
ストレッチや
筋膜リリースなどに真剣に取り組める
姿勢が改善すれば
【痛み】が取れるばかりか
・トレーニングフォーム
・部分太り
・自律神経
・脳
・ダルさ
なんかも改善する可能性があります。
良いことばっかり!
なので
身体の成長
というちょっと曖昧な言い回しをしてしまいました。
まとめ
ということで
*正しいトレーニングフォーム
*筋肉の成長
*身体の成長(姿勢改善)
成長にケガはつきものです
というお話しでした。
ちなみにパーソナルトレーニングでは
ケガはさせませんのでご心配なさらず(*^^*)
最後までご覧くださり
ありがとうございました。
・ご意見ご質問などメッセージ
・パーソナルトレーニングのご予約
はLINEが繋がりやすいです。
ちなみに・・・・
ここからは悪い姿勢に関して興味のある方が読んでください。
悪い姿勢が【痛み】を生むのは
一部分に負担がかかり過ぎたり
関節の動きの誤動作
そうマルユースを生むからです。
悪い姿勢とマルユースは密接に関係しています。
だって姿勢が悪い状態で正しい動きなんかできないですもん。
やりたくても関節が間違った方向にしか動かない。
じゃそもそも悪い姿勢はどうやってできてんの?
というところで
悪い姿勢は
「緊張して縮こまっちゃった筋肉ちゃん」と
それに拮抗する
「仕事をさぼってだらけてる筋肉くん」
のせいで起こります。
ここでとりあえず
「緊張筋肉ちゃん」
はリラックス
「おさぼり筋肉くん」
は動かす
という対処ができます。
というかそこからスタート?という感じ。
それでよくなればOK。
「緊張ちゃん」は
日常動作の癖でも生まれるので
*座り方
*立ち方
*スマホの時間制限
などでも改善する。
ただ実は局所的な筋の緊張は
性格、脳、ストレス
でも生まれるので
単純にストレッチすれば良い
という問題でもない。
考え方、心がゆがんでいると
身体もゆがむ
こればっかりはなかなかどうして難しい問題で
僕の専門外になってしまうのでこうすれば良い
ということは言えないけれど
とりあえず汗流して
信頼できる友達と笑って
よく食べ
よく眠る
かなぁ・・・?
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