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  • 執筆者の写真功 山口

#72 【良い習慣づくり結論6】ワーキングメモリを鍛える




2022年掲げた目標のひとつが

「習慣づくりのプロフェッショナルになること」

僕の中でプロの合格点は ◆「習慣づくり」とはなにか ◆「良い習慣づくり」はなぜ難しいのか ◆「良い習慣」をつけるにはなにをすれば良いのか の結論を導いて

人に説明できれば合格

という低い合格レベルでがんばってきましたので

果たして目標達成できたのか!? ここで発表していきます。

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あなたのダイエットのヒントになれば幸いです。

 

初めましてこんにちは。 「太らない習慣づくり」をシステム化して 体型のストレスに苦しむ人を救いたい 山口功です。

 

良い習慣をつくるには

【生産的な目標設定術】を実行すること

でしたが

今回は「思考力」にフォーカスを当てて

【ワーキングメモリ】を鍛えれば 生産的な思考ができるから 良い習慣がつくれる

というお話しです。


 

▼ワーキングメモリとは


----------------------------------------- 今回のお話しは

+++++++++++++++++++ 書籍「超すぐやる」 著:菅原洋平 +++++++++++++++++++

を参考にしています。

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ワーキングメモリは簡単に言うと、 【地頭力】。

世の中の「できる人」「できない人」との違いは ワーキングメモリ能の違いで

「できない人」が ワーキングメモリ能力を鍛えると 「できる人」になる

みたいなことです。

「良い習慣」をつくるための 【生産的な目標】も、 ワーキングメモリ能力が高ければ見つけられて

最終的に「良い習慣」を身に付けることが出来ます。


 

▼ワーキングメモリの3つの機能


ワーキングメモリの機能は

①情報の「アイドリング保管 ②情報の「イノベーション加工 ③情報の「コネクト利用



情報の「保管」「加工」「利用」

のようです。

※書籍の内容を自分が分かりやすいように言葉を作り


ました

一言で言うと

----------------------------------------- インプットする情報を 「それがすべて」ではなく 「全体の一部」として扱う能力 -----------------------------------------


この世はすべて「情報」で成り立っています。

僕たちの「行動」や「思考」 すべて「情報」によって成り立っています。

その「情報」を どう扱うかが「できる人」「できない人」の分かれ目で

人生の質を上げるのは 「情報」をどう使っていくかに掛かっていると。はい。

で、ワーキングメモリってのが

➤情報をいつでも取り出せる状態で保管しておく機能 ※①アイドリング保管


➤情報を使える形に加工する機能 ※②イノベーション加工


➤情報を必要な場面で実用的に使う機能 ※③コネクト利用



というところで、

ワーキングメモリ能力が高いと 「情報を上手に使うことが出来る」 から 【生産的な目標】を常に掲げることができて 「良い習慣」を身に付けることができる。と。

例えばですけどね ダイエットで言うなら

痩せたい! と思ってネット検索したら

どうやら「糖質制限」というのが良いらしい。 というのが分かったとしますね。



そこでは1日の推奨する糖質量が書いてあったとします。

そしたら目標は 「1日の糖質量を〇〇g以下に抑える」 となるわけです。

そしたら 自分の普段食べている物の「糖質量」を調べますよね。 普段から糖質を気にして食事をしますよね。

で実際に推奨する「糖質量」で1週間なり、2週間なり、過ごします。

痩せればそれでよし。 そのまま続ければ良いし、

痩せなければそこで考えるわけです。 +++++++++++++++++++ 「推奨量通りの糖質量で過ごしたけどなぜか体型が変わらない」 「いま一度なにを食べていたか見直してみよう」 「そういえば痩せるには腸内環境が大事だと聞いた記憶がある」 「腸内環境は、、、よくガスが溜まるからあまり良くないのかも」 +++++++++++++++++++

「糖質制限(1日の糖質量)」という[A]の情報と 「糖質量を守っても痩せない」という[B]の情報と 「腸内環境」という[C]の情報が集まりました。

そうしたらこの「情報」をうまく組み合わせて 「糖質を〇〇g以下にしながら腸内環境を改善する」 みたいな目標ができると思います。

このようにして 糖質制限だけでは痩せないという「成果」があって その「成果」を反映させて 生産的な「目標」は成長していく。

これがワーキングメモリ能力の高い人。



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対して ワーキングメモリ能力が低い人。



「痩せたい!」

と思ってネット検索しました。

どうやら 「糖質制限」が良いらしいと。

糖質制限するぞ! という行動目標を掲げて始めたけど

なかなか痩せない。

もう無理、つらい。 やっぱ糖質制限なんて意味ない。

ラクに痩せたいな~ え!?ファスティング!?

なるほどちゃんとエビデンスがあるんだー じゃあファスティング最強じゃん!

やるやるー!

おっ!ファスティング3日目で締まってきた感じがする~ 嬉し~

ファスティング終わったー! なんかめっちゃ食欲あってたくさん食べれる幸せ~

あれ?体型戻ってない? ファスティングも意味ないじゃん!

みたいな。



「痩せる」という目標に対して それを達成させる「情報」はたくさん転がっているのに

「情報A」は「情報A」 「情報B」は「情報B」 「C」は「C」

分離して考えちゃって組み合わせられない。 そもそも覚えていない。

これが分かりやすくワーキングメモリが低い人。

なんか、分かりにくくない? すいません。


 


▼ワーキングメモリの鍛え方


ワーキングメモリの鍛え方は

①無駄なタスクを減らす ②「一般常識」と「思い込み」を捨てる ③すべての行動に「目的」を持つ ④個人的な目標を立てる

の4項目

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▶①無駄なタスクを減らす




現代は常に脳がマルチタスクにさらさてしまう。

情報を適切に扱うためには、 とにかく余分なタスクを排除すること。

マルチタスクをすると 脳では強力な「順化」が起こる。

だから 「やる気」が無くなる。

強力な順化が起こると、 併せて強力な「脱順化」が起こる。

だから なんにでも手を出そうとする。

+++++++++++++++++++ 【順化】 ・脳のエネルギー節約システム ・神経の発火を抑える仕組み

【脱順化】 ・抑制された神経発火を再燃させるシステム +++++++++++++++++++

強力な「脱順化」が起こると 無理にでも新たな刺激を求めてしまう。

でもこの脱順化によって得られる刺激(情報)は 価値が低くても、価値が高いと勘違いしてしまう。

以上が書籍からの情報。

要約すると 脳がたくさんの処理をすると脳がバグるよ。

やる気がなくなって、 そんなときに手を出すネット検索とかはマジで意味ないよ。

脳がバグってると ワーキングメモリ能力はガンガン落ちるよ。

って感じでしょうか。

「マルチタスク」って言うと [作業]ばかりに目が向きがちだと思いますが、

部屋を綺麗に整頓しておく とか そもそも余分なものを脳に見せない

のも大事だと。

ワーキングメモリ能力を鍛えるためには 「余分なもの(作業)」を脳に見せないようにして マルチタスクはやめましょうとのことでした。

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▶②「一般常識」と「思い込み」を捨てる




ぼくたちの脳には「認知フィルター」があって

◆「良い」「悪い」の判断 ◆「1+1」=「2」という思い込み ◆「目的以外」の情報を排除する

など情報を精査している。

例えば ➤ごはんは3食たべるもの ➤戦争は悪いこと ➤痩せたほうが美しい ➤「ダイエット」をしているときは、「ダイエット」に関わる情報をよく見つけるようになる ※自分にとって都合の良いものが多い

というようなことをしているのが「認知フィルター」

この「認知フィルター」の精度を上げることこそ

【ワーキングメモリ能力】を発揮させる出発点で、

「認知フィルター」は 「一般常識」と「思い込み」で 偏った情報処理をするため フィルター精度が落ちる。

ということらしい。

だから 「常に自分を疑え!」ってね。

まぁそうだよね、 ワーキングメモリ能力って 「新しい情報」と「保管してある情報」とをつなぎ合わせて、 【新しい価値】を生み出す能力なのだから

「〇〇は××」 みたいに思い込んでたら 【新しい価値】なんて生み出せないよね。

【A】という情報があったら、 発想と視点を広げて

➤「抽象化」したらどう見えるのか ➤「前提」を変えたらどう見えるのか ➤その「背景」にはなにがあるのか ➤【情報A】は「分解」するとどうなるのか ➤【情報A】は、別の情報と「結合」することはできないのか

みたいなことが考えられるから 「できる人」になれる。

「良い習慣づくり」もうまくいく。

でも「認知フィルター」の精度が低ければ こんな考えも生まれない。

やっぱ自分を疑って 「一般常識」と「思い込み」は捨てたほうが良いのかも。

っていうのも「思い込み」なのかも。

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▶③すべての行動に「目的」を持つ




ワーキングメモリ能力の低い人は

目の前の作業に流されやすい。

目の前の「情報」がすべてである と脳が誤認をして [1点集中]俯瞰して全体が見れなくなってしまっている状態。

今日中に終わらせたい[タスクA] があるのに [タスクA]とは関係の無い作業に無駄に時間を使ってしまう。

◆整理整頓始めたら2時間も経っていたとか ◆Amazonでほしいもの探し始めたら2時間経っていたとか ◆ティックトック見始めたら2時間経ってたとか

一体それってなんの為に!?

やるべきことのためにはまったく必要のないことに なんでそんなに時間かけてるの!?

これはすべての行動に「目的を持つ」ことで 【ワーキングメモリ能力】が鍛えられて防ぐことができると。

つねに「目的」を明確にすることで 「認知フィルター」の精度も上がって 不注意からの「見落とし」も防げるらしい。

人間の注意力には2種類あるらしくて ①トップダウン型注意 ②ボトムアップ型注意

①トップダウンは 「脳」➝「身体」への信号発信による注意

②ボトムアップは 「五感」➝「脳」への信号発信による注意

不注意からの見落としは 「ボトムアップ」が敏感になりすぎて 本来あるべき注意が逸らされてしまうから。

「トップダウン」の注意力を発揮していれば 見落としは防げる。

そのためには 「目的」を明確にしておくこと。

なんだって。

ということで

自分の作業ひとつひとつに しっかりと「目的意識」を持つことで 【ワーキングメモリ能力】は鍛えられるらしい。

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▶④個人的な目標を立てる




結局、目標なんですって。

ワーキングメモリを鍛えるのも。

人から与えられた目標じゃなくって、

”自分が望む目標”を立てること。

なんですって。

本書は大きく6章で構成されていて

①効率的なマルチタスク ②時間管理(タイムマネジメント) ③見落としを防ぐ ④効率の良い学習法 ⑤継続力を高めて飽きっぽさを解消 ⑥後悔しない良い選択をする

という内容。

1章ごとに 「目標(目的)」が無いから ワーキングメモリを司る脳が活性化しないんだよ。 だから「できない人」なんだよ。 みたいなことが書かれてて、

あぁーやっぱ目標(個人的な)って大事なんだなって感じた始末。

▼まとめ


「良い習慣」をつくるために、

「行動しやすくする」 「成果を出し続ける」 【生産的な目標】を設定するために

【ワーキングメモリ】を鍛えましょう

というおはなしでした。

あなたのダイエットのヒントになれば幸いです。

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