#72 【良い習慣づくり結論6】ワーキングメモリを鍛える
- 功 山口
- 2023年5月4日
- 読了時間: 9分

2022年掲げた目標のひとつが
「習慣づくりのプロフェッショナルになること」 ・
僕の中でプロの合格点は ◆「習慣づくり」とはなにか ◆「良い習慣づくり」はなぜ難しいのか ◆「良い習慣」をつけるにはなにをすれば良いのか の結論を導いて
人に説明できれば合格
という低い合格レベルでがんばってきましたので
果たして目標達成できたのか!? ここで発表していきます。
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あなたのダイエットのヒントになれば幸いです。
初めましてこんにちは。 「太らない習慣づくり」をシステム化して 体型のストレスに苦しむ人を救いたい 山口功です。
良い習慣をつくるには
【生産的な目標設定術】を実行すること
でしたが
今回は「思考力」にフォーカスを当てて
【ワーキングメモリ】を鍛えれば 生産的な思考ができるから 良い習慣がつくれる
というお話しです。

▼ワーキングメモリとは
----------------------------------------- 今回のお話しは
+++++++++++++++++++ 書籍「超すぐやる」 著:菅原洋平 +++++++++++++++++++
を参考にしています。
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ワーキングメモリは簡単に言うと、 【地頭力】。
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世の中の「できる人」「できない人」との違いは ワーキングメモリ能の違いで
「できない人」が ワーキングメモリ能力を鍛えると 「できる人」になる
みたいなことです。
・
「良い習慣」をつくるための 【生産的な目標】も、 ワーキングメモリ能力が高ければ見つけられて
最終的に「良い習慣」を身に付けることが出来ます。

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・
▼ワーキングメモリの3つの機能
ワーキングメモリの機能は
①情報の「アイドリング保管」 ②情報の「イノベーション加工」 ③情報の「コネクト利用」

情報の「保管」「加工」「利用」
のようです。
※書籍の内容を自分が分かりやすいように言葉を作り
ました
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一言で言うと
----------------------------------------- インプットする情報を 「それがすべて」ではなく 「全体の一部」として扱う能力 -----------------------------------------
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この世はすべて「情報」で成り立っています。
僕たちの「行動」や「思考」も すべて「情報」によって成り立っています。
・
その「情報」を どう扱うかが「できる人」「できない人」の分かれ目で
人生の質を上げるのは 「情報」をどう使っていくかに掛かっていると。はい。
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で、ワーキングメモリってのが
➤情報をいつでも取り出せる状態で保管しておく機能 ※①アイドリング保管
➤情報を使える形に加工する機能 ※②イノベーション加工
➤情報を必要な場面で実用的に使う機能 ※③コネクト利用

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というところで、
ワーキングメモリ能力が高いと 「情報を上手に使うことが出来る」 から 【生産的な目標】を常に掲げることができて 「良い習慣」を身に付けることができる。と。
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・
・
例えばですけどね ダイエットで言うなら
痩せたい! と思ってネット検索したら
どうやら「糖質制限」というのが良いらしい。 というのが分かったとしますね。

そこでは1日の推奨する糖質量が書いてあったとします。
・
そしたら目標は 「1日の糖質量を〇〇g以下に抑える」 となるわけです。
・
そしたら 自分の普段食べている物の「糖質量」を調べますよね。 普段から糖質を気にして食事をしますよね。
・
で実際に推奨する「糖質量」で1週間なり、2週間なり、過ごします。
・
痩せればそれでよし。 そのまま続ければ良いし、
痩せなければそこで考えるわけです。 +++++++++++++++++++ 「推奨量通りの糖質量で過ごしたけどなぜか体型が変わらない」 「いま一度なにを食べていたか見直してみよう」 「そういえば痩せるには腸内環境が大事だと聞いた記憶がある」 「腸内環境は、、、よくガスが溜まるからあまり良くないのかも」 +++++++++++++++++++
・
「糖質制限(1日の糖質量)」という[A]の情報と 「糖質量を守っても痩せない」という[B]の情報と 「腸内環境」という[C]の情報が集まりました。
・
そうしたらこの「情報」をうまく組み合わせて 「糖質を〇〇g以下にしながら腸内環境を改善する」 みたいな目標ができると思います。
・
このようにして 糖質制限だけでは痩せないという「成果」があって その「成果」を反映させて 生産的な「目標」は成長していく。
これがワーキングメモリ能力の高い人。

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対して ワーキングメモリ能力が低い人。

「痩せたい!」
と思ってネット検索しました。
どうやら 「糖質制限」が良いらしいと。
糖質制限するぞ! という行動目標を掲げて始めたけど
なかなか痩せない。
・
もう無理、つらい。 やっぱ糖質制限なんて意味ない。
・
ラクに痩せたいな~ え!?ファスティング!?
なるほどちゃんとエビデンスがあるんだー じゃあファスティング最強じゃん!
やるやるー!
・
おっ!ファスティング3日目で締まってきた感じがする~ 嬉し~
ファスティング終わったー! なんかめっちゃ食欲あってたくさん食べれる幸せ~
あれ?体型戻ってない? ファスティングも意味ないじゃん!
・
みたいな。

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・
「痩せる」という目標に対して それを達成させる「情報」はたくさん転がっているのに
「情報A」は「情報A」 「情報B」は「情報B」 「C」は「C」
分離して考えちゃって組み合わせられない。 そもそも覚えていない。
これが分かりやすくワーキングメモリが低い人。
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・
・
なんか、分かりにくくない? すいません。
▼ワーキングメモリの鍛え方
ワーキングメモリの鍛え方は
①無駄なタスクを減らす ②「一般常識」と「思い込み」を捨てる ③すべての行動に「目的」を持つ ④個人的な目標を立てる
の4項目
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▶①無駄なタスクを減らす

現代は常に脳がマルチタスクにさらさてしまう。
情報を適切に扱うためには、 とにかく余分なタスクを排除すること。
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マルチタスクをすると 脳では強力な「順化」が起こる。
だから 「やる気」が無くなる。
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強力な順化が起こると、 併せて強力な「脱順化」が起こる。
だから なんにでも手を出そうとする。
・
+++++++++++++++++++ 【順化】 ・脳のエネルギー節約システム ・神経の発火を抑える仕組み
【脱順化】 ・抑制された神経発火を再燃させるシステム +++++++++++++++++++
強力な「脱順化」が起こると 無理にでも新たな刺激を求めてしまう。
でもこの脱順化によって得られる刺激(情報)は 価値が低くても、価値が高いと勘違いしてしまう。
・
以上が書籍からの情報。
要約すると 脳がたくさんの処理をすると脳がバグるよ。
やる気がなくなって、 そんなときに手を出すネット検索とかはマジで意味ないよ。
脳がバグってると ワーキングメモリ能力はガンガン落ちるよ。
って感じでしょうか。
・
「マルチタスク」って言うと [作業]ばかりに目が向きがちだと思いますが、
部屋を綺麗に整頓しておく とか そもそも余分なものを脳に見せない
のも大事だと。
・
ワーキングメモリ能力を鍛えるためには 「余分なもの(作業)」を脳に見せないようにして マルチタスクはやめましょうとのことでした。
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▶②「一般常識」と「思い込み」を捨てる

ぼくたちの脳には「認知フィルター」があって
◆「良い」「悪い」の判断 ◆「1+1」=「2」という思い込み ◆「目的以外」の情報を排除する
など情報を精査している。
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例えば ➤ごはんは3食たべるもの ➤戦争は悪いこと ➤痩せたほうが美しい ➤「ダイエット」をしているときは、「ダイエット」に関わる情報をよく見つけるようになる ※自分にとって都合の良いものが多い
というようなことをしているのが「認知フィルター」
・
・
この「認知フィルター」の精度を上げることこそ
【ワーキングメモリ能力】を発揮させる出発点で、
「認知フィルター」は 「一般常識」と「思い込み」で 偏った情報処理をするため フィルター精度が落ちる。
・
ということらしい。
だから 「常に自分を疑え!」ってね。
・
まぁそうだよね、 ワーキングメモリ能力って 「新しい情報」と「保管してある情報」とをつなぎ合わせて、 【新しい価値】を生み出す能力なのだから
「〇〇は××」 みたいに思い込んでたら 【新しい価値】なんて生み出せないよね。
・
【A】という情報があったら、 発想と視点を広げて
➤「抽象化」したらどう見えるのか ➤「前提」を変えたらどう見えるのか ➤その「背景」にはなにがあるのか ➤【情報A】は「分解」するとどうなるのか ➤【情報A】は、別の情報と「結合」することはできないのか
みたいなことが考えられるから 「できる人」になれる。
「良い習慣づくり」もうまくいく。
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でも「認知フィルター」の精度が低ければ こんな考えも生まれない。
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やっぱ自分を疑って 「一般常識」と「思い込み」は捨てたほうが良いのかも。
っていうのも「思い込み」なのかも。
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▶③すべての行動に「目的」を持つ

ワーキングメモリ能力の低い人は
目の前の作業に流されやすい。
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目の前の「情報」がすべてである と脳が誤認をして [1点集中]俯瞰して全体が見れなくなってしまっている状態。
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今日中に終わらせたい[タスクA] があるのに [タスクA]とは関係の無い作業に無駄に時間を使ってしまう。
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◆整理整頓始めたら2時間も経っていたとか ◆Amazonでほしいもの探し始めたら2時間経っていたとか ◆ティックトック見始めたら2時間経ってたとか
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一体それってなんの為に!?
やるべきことのためにはまったく必要のないことに なんでそんなに時間かけてるの!?
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これはすべての行動に「目的を持つ」ことで 【ワーキングメモリ能力】が鍛えられて防ぐことができると。
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つねに「目的」を明確にすることで 「認知フィルター」の精度も上がって 不注意からの「見落とし」も防げるらしい。
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人間の注意力には2種類あるらしくて ①トップダウン型注意 ②ボトムアップ型注意
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①トップダウンは 「脳」➝「身体」への信号発信による注意
②ボトムアップは 「五感」➝「脳」への信号発信による注意
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不注意からの見落としは 「ボトムアップ」が敏感になりすぎて 本来あるべき注意が逸らされてしまうから。
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「トップダウン」の注意力を発揮していれば 見落としは防げる。
そのためには 「目的」を明確にしておくこと。
なんだって。
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ということで
自分の作業ひとつひとつに しっかりと「目的意識」を持つことで 【ワーキングメモリ能力】は鍛えられるらしい。
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▶④個人的な目標を立てる

結局、目標なんですって。
ワーキングメモリを鍛えるのも。
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人から与えられた目標じゃなくって、
”自分が望む目標”を立てること。
なんですって。
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本書は大きく6章で構成されていて
①効率的なマルチタスク ②時間管理(タイムマネジメント) ③見落としを防ぐ ④効率の良い学習法 ⑤継続力を高めて飽きっぽさを解消 ⑥後悔しない良い選択をする
という内容。
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1章ごとに 「目標(目的)」が無いから ワーキングメモリを司る脳が活性化しないんだよ。 だから「できない人」なんだよ。 みたいなことが書かれてて、
あぁーやっぱ目標(個人的な)って大事なんだなって感じた始末。
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▼まとめ
「良い習慣」をつくるために、
「行動しやすくする」 「成果を出し続ける」 【生産的な目標】を設定するために
【ワーキングメモリ】を鍛えましょう
というおはなしでした。
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あなたのダイエットのヒントになれば幸いです。
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